アオイホノオ 1巻 島本和彦 ヤングサンデー 小学館
熱血漫画家、島本和彦先生先生の新作は自らの若き日々を描いた実録物語…っぽいけどフィクションらしいです。
漫画ドランカーの小部屋さん
若い頃の作者をモチーフにした、漫画家もしくはアニメーターを目指す主人公が80年代初頭にブレイクしはじめ今や大御所となった漫画家たちに若さ故の根拠のない自信から暴言を吐きまくるというある意味問題作。
漫棚通信ブログ版さん
何者かになりたい、と煩悶していたあの日こそ、「アオイホノオ」です。いいタイトルだなあ。このタイトルだけで座布団五枚。
マンガ一巻読破さん
漫画家の卵の実録風フィクション。 80年代青春史にもなっており、熱いだけのドラマではないので著者の既存ファンより広い話題と人気を集めるだろう。
若い読者のボクとしては、ほとんど神話的な趣さえあるような『まんが道』に比べて、1980年代はじめを舞台にした『アオイホノオ』は今も第一線で活躍しているあだち充、高橋留美子、庵野秀明など新しい才能の台頭が描かれていて、より身近に読めて『まんが道』とはまた違ったオモシロさが。
同意です。リアルタイムで知っている作家の昔の活躍を一読者目線で見れる感覚が面白い漫画だと思います。
●追加
たまごまごごはんさん(やりたい!できない!それを見守る温かい視線「アオイホノオ」)(画像アリ)
「空振りする情熱でも、持ち続けてみなよ」という島本先生のメッセージが、大胆ながらも非常に繊細にこめられている気がします。
枳棘庵漫画文庫さん
赤い炎を後に引き熱気噴き出ししやってくる炎尾燃の熱さとは趣を異にし、若さ故の青さをたっぷりと持ちながら、若者でなくては持ち得ない高い熱を帯びた焔燃はまさに「青い炎」を燃やしております。
マンガソムリエさん
どう考えてもモラトリアムを描いているのに、その悩みっぷりをしっかりとエンターティメントにまで昇華しているのは圧巻の一言。
前回書いたネムルバカに観られるスタイリッシュな悩み方はここにはない。
まさに「足掻く」という感じ。