預言者ピッピ 1巻 地下沢中也 イースト・プレス

去年出た単行本ですが、レビューを見かけたので紹介。
マンガソムリエさん

手法ではなく、物語そのもので小説を越えたと感じたのはかなり久々。
読んでいて、震えがきた。
この類の震えは、個人的には10年に1度くらいしか味わえない。

このように絶賛されています。他にも絶賛しているサイトは多数あります。

濃霧-gNorm- ひょうたん書店 準公式サイトさん

オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
理屈の飛び交うSF長編作。だが専門的で難解なわけではなく、ストーリーも盛り上がるし娯楽的要素も充分に有り。けれども哲学的で深いドラマで。手塚SFに匹敵とまで言うと言いすぎかね。
久々に「うわすげぇ!」と驚いた漫画。

Lエルトセヴン7 第2ステージさん

出た。ついに単行本化された。それがとてもうれしいし、こうしてまとめて読むと、あらためてその内容に、うならされる。いやあ、考えさせられる。

■追加

きなこ餅コミックさん『落ちる卵に羽は宿るか?』
イラスト付き

今回はじめて2話以降を読んだのですが……スケールの広大さは縮まるどころかますます拡大し、哲学もストーリーもさらに深みを増し、二倍で加速、二乗で膨張! 読んでいる間中、心の震えがとまりませんでしたよ。

マンガ一巻読破さん

宗教と切り離して描いている分、話が拡散せずに済んでいる。宗教として描くと信仰を描かねばならないが、そこを避けたことで話はシンプルになっている。

■関連
地下沢中也「預言者ピッピ」1巻を推す(情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明さん)
1巻発売までの経緯。