耳かきお蝶 3巻 湯浅ヒトシ Web漫画アクション(連載終了) 双葉社

漫画ドランカーの小部屋さん

3巻の後書きで解説を書いているみなもと太郎先生も言っているように、この作品で描かれるこの世界で生きる人たちはその優しげな画からすると驚くほど真剣。基調はあくまでコメディーなのにね。

前から気になってた漫画なんでこれを期に読もうかと。みなもと先生が解説を書いているのも興味深いです。

紙屋研究所さん『耳かきという性的な恍惚』

一話一話でさまざまな江戸の住人がお蝶のもとを訪れるのだが、その江戸庶民のくらしぶりがウンチク的にも面白いし、また、短いながらに生き生きとした描写になっていて、そのことが読んでいて楽しい。

夏目房乃介先生(リンク切れ)

少なくとも、僕は好きだ。こういうのを読んでると、とても幸せに眠れる。できれば、もっと読みたい。何てことはないけど、そう思わせるマンガって、じつはそうはない。神経に響くようなのばっかり読んでいたくない年代の僕としては、貴重なマンガなのであった。心休まりたい方には、ぜひおすすめしてみたいのだった。