ファンタジウム 2巻 杉本亜未 モーニング2 講談社

Lエルトセヴン7 第2ステージさん

このマンガを読め!2008』で堂々の34位にランク・インしているのがさすがである、と言いたいところだが、それは結局のところ、おおひなたごう一人が積極的に推した結果でしかないのが寂しく、

おおひなた先生は1巻発売時も絶賛しています。

〈『ファンタジウム』は離読症という読み書きの出来ない障害を持つ天才マジック少年・長見が、マジックを通じて、どう社会と関わって行くのかがとても気になる。時折挟み込まれるマジックの解説も面白い〉という、おおひなたによる要約が、とても正確である。

日々だらくだるくさん

文字が読めない、書けないということはただ成績が悪くなるという事だけを意味しません。なんらかの特徴があることは即いじめに繋がる昨今の学校生活において、難読症で偏屈で類まれな手品の才能のある長見良は格好の標的です。

漫棚通信ブログ版さん

ここに描かれているのは、まさにわたしたちの住むリアル世界に類似した、複雑な人間たちと複雑なその行動。