女装少年ブームに新たな風が。女装少年アンソロジー発、現在ガンガンJOKERで連載中の松本トモキの「プラナス・ガール」１巻発売。自ら「男」と名乗る美少女？藍川絆が可愛すぎるんだがどうすれば良いんでしょうね。

もーのすごいあざといんです、絆の行動が。でもどんなにあざとくても、女性的下心を含んだ罠ではない。男の子が男の子をおちょくっているだけ。しかし見た目は少女なので、ぎょっとしてしまい、ニヤニヤ出来るトリック。

男かもしれないし女かもしれないという、曖昧さを残した寸止め状態でいるからこそ、主人公の煩悶とした感情を読者である我々も共有することが出来、その寸止め感を楽しむことが出来るってなモノなのです。