ネムルバカ(追加)

マンガソムリエさん

生々しさとか、痛々しさが、余韻が残る程度に、かといって後味が悪くならない程度に、ぶらりぶらりとコマが進んでいく。
で、考えてみたら、大学生活ってそういうもんだ。


マンガソムリエさん(ネムルバカについて)

このマンガ、大学生、バンド物、デビュー前、みたいな設定だけあげると浅野いにおの「ソラニン」にそっくりだ。
にも関わらず、その読後感は全然違う。
その事についてつらつら書く。

両漫画の対比。特に、ラストシーンの意味への言及が興味深いです。


マンガがあればいーのだ。さん
(「ネムルバカ」から感じる、キャンパス・ライフ・モラトリアム。)(画像アリ)

自分の中での様々な経験や感情のフィルタを通して見る世界は、確かに昔とは違うのだ。
そのフィルタを、この作品ではしっかりと大学生用に交換して描かれてる。

aya-note comicさん

このマンガは、そういう読む側への問題提起を非常に多く含んでいるのだけれど(「やりたいこと」だけではなく)、それをコミカルな語り口で面白く読ませてしまうところが素晴らしいのだと思う。

濃霧-gNorm-さん

夢だの目標だのと正面からやられると気恥ずかしいところがありますな。それでも著者特有の軽いテンポと適度なギャグとでかなり読みやすいですが。

マダオの戯言さん
(「8割」に捧げる物語。)(画像アリ)

ぬるま湯に頭まで浸かったような、でも当人たちにはそれなりに切実だったりする<大学生>という不思議な時間を描いた作品です。

紙屋研究所さん

ぼくにとって、大学時代にこんな切迫感をもって夢を追うことを考えるなんて、とうていできなかったわけですよ。ゆえに、「大学生日常ストーリー」と裏表紙に銘打たれているものの、ぼくにはその点は今ひとつだったわけだ

だけど、それ以上にこの作品がよかったのは、先輩後輩関係の描写だろうと思った。

ネムルバカ 1巻