できそこないの物語 1巻 箱宮ケイ 少年シリウス 講談社
短くまとめられつつも珠のような完成感のある物語がちりばめられることによって、星空の向こうに無限に等しい世界を空想するように、できそこないたちの世界に無限の出来事と無限の不思議があることを素直に感じとることができた。
謎鳥さん
彼等を『人間』とし、能力を『個性』、賞金首の事実を『逆境』と置き換えると
実は人生そのものについて語っているのではないかとこれまた深みを増すってものです。
漫画脳さん『優しく、少しほろ苦いおとぎ話』
イラストあり
少年誌連載の作品ではありますが、登場人物が善人ばかりでないビターなところも含めて大人が安心できる良質なおとぎ話のような作品であるとわたしは思っています。
たかひろ的研究館さん
表紙からして童話的な雰囲気が感じられますし、その素朴でかわいらしい絵柄にまず惹かれたのですが、それ以上に哀しくも美しさをも感じる世界観、及びストーリーが非常に素晴らしかったです。
マンガ一巻読破さん
細かいエピソードに分けられて、個別の魔法人形にフォーカスしていくスタイルであり、それぞれ固有の純真さを際だたせて描くので、出てくるキャラ出てくるキャラいとおしく感じてくる。
黒猫コミック館さん
たとえ「できそこない」であっても、世間そのものに背を向けたりしない限りは受け入れてくれる場所もあれば、必要としてくれる人もいる。
そう語りかけてくる作品でした。
黒きオーラの戯言さん
独立したストーリーの短編連作かと思えば、後でパズルのピースが繋がるように、実は一つの物語だった事に気付く。
他サイトの感想リンクあり。