風雲児たち みなもと太郎 コミックトム→コミック乱 潮出版社→リイド社
絵柄は決して新しいとは言えないし、ギャグも、オチでキャラクターがひっくり返るという古臭いズッコケオチを多用している。それなのに何故彼の漫画は面白いのだろうか?それは彼の作品が生きて動いているからであろう。
(中略)
つまり彼は、“今も描いている昔のギャグ漫画家”ではなく、“今のギャグ漫画家”なのだ。
(上野顕太郎「星降る夜は千の眼を持つ」収録、「日本ギャグ漫画家図鑑」より)
Something Orangeさん『日本史を勉強したければ『風雲児たち』を読め。』
平和な時代にも、戦国乱世にまさるとも劣らぬ百花繚乱の人材が割拠し、それぞれの個性に合わせて活躍しているのだ。歴史の教科書では決して学べない、太平の世に生きた男たちのドラマがここにある。
風雲児たちの素晴らしい所は、まさに「男たちのドラマ」だと思います。教科書を暗記しただけでは味わえない、歴史は生きた人間が動かすという感覚。日本史が退屈だと思っている人は是非読むべきです。
・ポトチャリポラパさん
6巻7巻8巻9巻10巻11巻12巻13巻14巻15巻16巻17巻18巻19巻20巻
・360度の方針転換さん
1−6巻
本作品はギャグで大作臭を消しながらも、歴史とは以前の事件が伏線となって新しい事件を起こし織り成す大きなタペストリーであると表現できている。
・どらまん。さん
2・3巻5・6巻4・7・8巻10・11巻12・13巻9・14巻15巻・幕末編3巻17・18・19巻20巻
幕末編1・2巻4・5巻6・7・8巻9・10巻11・12巻13巻
巻が飛び飛びなのは、図書館で借りていたからのようです。歴史がテーマの作品なので、図書館に置いてあることもあると思います。
前から欲しかったのだけど、歯抜けがいやだったので最近大人買い。
みなもと太郎いやあ、大人って本当にいいものですね。
僕は母親に買ってもらいました。子供もいいものですよ。(ちなみに当時21でした)
■関連
http://d.hatena.ne.jp/doraman/20080212/p2
7が良い事言ってます。
「風雲児たち」の魅力は、
多彩な人たちの多彩な行動が、無関係なようで関係し合ってるという、
縦糸と横糸が複雑に絡み合うような、歴史の妙味だから、
安易にドラマ化(もしくはアニメ化)すると、原作の良さが無くなる。
ただの「まんがで読む日本史」的なものにしちゃ駄目なんだ。
それを表現した上で大河になったら最高だけどなぁと妄想。