Boichi作品集HOTEL Boichi モーニング 講談社
少し前に読みきりで「全てはマグロのためだった」を読んで作者の事を知ったので、良いタイミングで単行本になってくれたなと感じます。
Something Orangeさん『今年最高の短編漫画は(たぶん)これだ!』
とにかく表題作は問答無用の傑作なので、この作品を読むためだけでも買うべきでしょう。
ギャグ調の「全てはマグロのためだった」には辛い評価。よっぽど表題作が良いという事でしょうか。
BAD_TRIP 特装版さん(Something Orangeさんより)
『全国の漫画マニア・SFマニアよ、涙せよ! Boichiが贈る今年最高のプレゼント「Boichi作品集HOTEL」』
Boichiの作品がどれも素直に私たちの胸を打つのは、「何のために人は生きるか」という単純かつ難解な命題に対し、登場人物たちがあまりに素直に、あまりに懸命に一直線に突っ走るが故に、私たちの共感を容易に得ることができるからかもしれませんね。
フラン☆Skinさん『近未来SF作品集』
幾つかの短編が収録されており、好みが分かれるとは思いますが、
やはり「HOTEL」と「全てはマグロのためだった」は特にお勧めしたい作品です。
いけさんフロムFR・NEO REさん『壮大なるSFロマン!Boichi作品集「HOTEL」が待望のリリース!!』
ついに出た!
この言葉がよく似合う。
週刊モーニングで読みきりで読んだ時、とてつもない衝撃を受けた「HOTEL」がついにコミックスになったのです!!
「HOTEL」、「全てはマグロのためだった」を画像付で紹介。
■追加
間違いなく、今年度のマンガ界を振り返った時に話題になる一冊。
まあ、なんというか「うまいし、凄い」
真・業魔殿書庫さん
『シリアスからコメディまで、SF好きでなくとも面白い作品集』
ちなみに「HOTEL」と「マグロ」では1コマ共通のコマがあり、その出来事に対する対応で未来が変わったのかと思うとニヤリとします。
少年にマグロを食べさせたのは本当に意味のあることだったんですね。
これは「マグロ」だけ読んだ者には分からない、面白いリンクでした。
それはロックじゃないさん
リンク先同様、反転して読めるようにしてあります。
で、何が良かったかというと、自分もラスト数ページのくだりでやっと気付いたんですが、この作品って手塚先生の「ブッダ」の名シーンと同じテーマが流れてるんですよ。
マグロに関して。これは気付かなかったので後で読み返してみます。
この『HOTEL』は、SF的な短篇をまとめたものだが、基本的にはヴォリュームの薄いお話が並ぶ、そこへ持ち味の、解像度の高さにこだわったアレンジを加えることによって、スケールの大げさなはったりをつくり出している点が、やはりBoichiらしい。